死者とともに

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ケルトの組み紐文様のように連鎖する歴史と現在に、己の生を編み込んでいく。その営みが求められているのだ。未来はいつも、死者とともに創り上げられていく。”
ケルト芸術文化研究家の鶴岡真弓さんの本より)


目にはみえにくいけれど、わたしたちは繰り返される“生と死”の流れの中の“今”にいる。……と、ふと…でも、前よりもくっきりと思うことが最近増えた。

 

先日、日常あまり意識したり目にすることのできない、土の階層をみた時も、自分は自分一人で生きているわけではなくて、めぐりめぐる大きな流れの中で、生かされている地球の一部なんだなって感じました。母層、下層土、表層土、organic層と呼ばれる、この土層には、わたしの生きてきた人生の長さなんて一ミリもないんじゃないかと思うほどの、はてしない地球の長い長い歴史が刻まれている。そういう、壮大で未知の世界がわたしは好き。現実ほど面白いものはない。

たくさんのいきものの働きや いきものの死骸の上を、何気なく歩き、植物から栄養をもらい、人は生きている。連綿と続く地球の創造作業から、人は離れて生きることはできない。もっと自然を…、現実をみる力をとりもどしたい、そこからの景色をみてみたいのである◎

 

studiolily